まんまるな日々

210922  ゆっくり考えよ

「なぁなぁ、何してる~ん?」

遊びが見つからない隙間に、声をかけてきたあ~くん。

「僕はな~、何しようかな~。」

「き~くんはな、は~ちゃんたちにお願いされたことばかりをやってるんだよ。」


見ると、さっきまで一緒に遊んでいたき~くんが、土を集めて水でこねて、
他の子達と粘土遊びを始めていた。


「土取ったり、塊取ったりとかさ、お願いされてばっかりなんだ。」

どうやら、お願いにばかり応えている姿が、
あ~くんには、き~くんのやりたいことではないように見えたみたい。


「お願いされたことが、楽しいならいいんじゃない?」と伝えてみると、


「でもさ、こ~んな顔しながらやってるよ?」

と、楽しくなさそうな、ゆがんだ顔をしてみせる。


お願いされて土を運んでいるき~くんは、頼られてうれしい感じに見えるけれど、
あ~くんには、そうは見えてないみたい。


「楽しくないなら、き~くんなら、イヤって言うと思うよ。」と返すと、


「そうかな~」と、まだ納得がいかない感じ。


「ま、僕は、お願いされなくてよかった。

ここに座って、何しようか、ゆっくり考えてみるよ。」


感じ方は、人それぞれ。
見え方も、とらえ方も、人それぞれ。
ゆっくり考えたらいいよ。


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320921  広がる好奇心

「警察ごっこしよう~!」

やっくんの声に、集まってきたと思ったら、

「パトカーつくろうよ~」
「悪い人を捕まえる、罠(!)をつくろう。」

と、それぞれにロープやシャベル、端材をつかって何やら作り出す。


「ロープを(悪い人がひっかかるように)埋めておいて、来たら、シュッと引くんだ。」

ロープを埋めるために穴を掘っていたら、

「あっちが火事だ!」とのま~くんの声に、ロープは放水用ホースに早変わり!
パトカーではなく、消防車として、ダッシュで出動していく。


「困っている人はいないか?」

火を消した後は、フィールド内のパトロール。


「あ!カエルだ!」
「こっちは、キノコだ!」

「虫探ししよう!」

と、途端にみんなの視線は地面へ・・・。


「ケーキできたよ~」

の、こっちゃんとひっちゃんの声には、これまたパッと反応して駆け寄る。
氣づいたら、みんなでケーキのレシピの説明を聞いていたりする。


1つの遊びが、それぞれの好奇心で、膨らんだり、
ぎゅっと縮まったり、他の遊びと混じったり・・・

あー、忙しい。あー、楽しい。

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↓ 中秋の名月の今日は、薪でお湯を沸かして、お月見団子をつくって食べました。
(昼間だから)お月様が見えなかったので、「お日様団子だね」と笑いながらパクパク。
月より団子な、まんまるっ子たちでした。

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210916  反復練習

「あ、これをここに置いたらいいやん!」
「これはどう?」

未だかつてない規模で、まんまるのフィールドの端から端時までを縦断するコース。

おうちごっこや積み木遊びに使われることの多かった端材たち。
”迷路”、”コース”、”修行”、”ゲーム”・・・いろんな呼び名で、
皆を夢中にさせる道に変身した。


「落っこちちゃったら、もう一回最初っからね。」

「2回成功しないと、お弁当が食べられないってことにしよう。」

「こっちは、ジャンプしなきゃいけないってことね。」


ゆっくんと、き~くんを中心に、どんどん伸びていく道。
一本橋、ジャンプする場所、三角の頂点を踏んで行かなくてはいけない場所。
最後は雨上がりでと~っても滑る小山の、斜面に置かれた材を踏んで登る・・・。

「3回までは、落っこちてもいいってことにしよう!」
の提案には、

「僕は、きっと何度も落ちちゃって、練習しないと成功しないから、
何度落ちてもいいってことにしてほしいな。」との声。


律儀に(!)落ちたらすぐにスタートに戻る子、
不得意な場所だけ繰り返し練習する子、
落ちても氣にせず(!!)ずんずん行く強者・・・。


「今は、ゆっくんが見ていないから、何度失敗しても大丈夫だよ!」
こっそり教え合って、何度も練習してみる姿も。


「もう!コースがぐちゃぐちゃになったら、なおしてよ!!」
の声も、何度も聞いた。

こちらも、そのたびになおす子、
行けるところまで行ってから戻ってきてなおす子、
勝手に自分のやりやすいようにコースを改良する子・・・。


お弁当が終わって、ややブームが下火になっても、
遊びの合間に、誰からともなく練習していたりする。


それぞれが、自分のペースで、自分のやり方で、成し遂げたいことに向き合う。
ずる賢さや、他の子が決めたルールを外れた遊び方があったっていい。
年齢も様々なまんまるっ子たちの、いろんな個性が光る。

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210915  森の目

「虹色のカエルが、森に行っちゃった~」

こっくんとやっくんが追いかけていた、カエルが広場から森へと逃げて行った。

すごい速さで斜面を駆け下り、カエルを追うこっくん。
やっくんは、斜面の上から、カエルが降りた方向を教えてあげる。

頑張って探したけれど、カエルの方が一枚上手だったみたい・・・。


すると、「あ、あそこに目があるよ!」と、やっくん。

指差す方を見てみるけれど、やっくん見つけた”目”がどこにあるのかわからない。

「あれのこと?あれはクモじゃない?」

「ちがうよ、あっちだよー。」


あれこれと視点を変えてみたり、それっぽいものを伝えてみるけれど、違うらしい。

しばらくは、下から見上げていたこっくんも、
やっくんと同じ目線になるために、またまたすごい速さで登ってきた。


やっくんが、見やすい場所をすっと譲る。

「ほら、あれだよ。目があるでしょ。」

どうにもわからなくって、最後は長い枝で指示してもらう。

「あれは、葉っぱじゃない?」
「違うよ、その背中(側)のだよ。」


「う~ん、木(の模様)っぽいよ。」
斜面の上からでは距離があるので、触ることはできなかったけれど、
どうやら、生き物ではないらしいという結論に。


小さなカエルを見つける動体視力もすごいけど、”目”があるように見えたとこからの、
想像力の世界がおもしろかったなぁ。
いろんな世界を見せてくれて、ありがとう。

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今日は、森のオーナーさんに、お手製の紫蘇ジュースをもらいました。
雨が上がって、暑いくらいの氣温になっていたので、冷たいジュースがおいしかった~。
ごちそうさまでした。
使い終わった紙コップも、絵を描いたり、ハサミで切ってタコにしたり、
口をつくったりと色々遊んで楽しかったね。

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210909  光ってる

朝はカッパを着て登園した子もいるくらい、どんよりしていた空だけど、
遊んでいるうちにどんどん雲が流れて、おひさまものぞいた。

「あ!木が光ってるよ!」

お椀を胸に抱えて、土と水を混ぜてトロトロをつくっていたあ~ちゃんが、
水たまりを指さす。

「ホントだ!光ってるね!」


隣にいたひ~ちゃんも、ニコニコ。

よく見ると、水たまりの中にあった、濡れた木のかけらが、
太陽の光を浴びて光っている。


「あ、あそこも光ってるよ!!」

カエルを捕まえていたやっくんが、枝先の葉っぱを指さす。

「ほら、あそこだよ!」

みんなで、やっくんと同じ場所に行って、指さす方を見つめる。

「あー、もうなくなっちゃった・・・。」


きっと、一瞬、滴がキラッと光ったのかもしれない。


大声を出したり、猛烈にダッシュしたり、
全身を使って斜面をよじ登ったりと、ダイナミックに遊んでるかと思うと、
こんな繊細な輝きに、目を輝かせる、まんまるっ子たち。
私たちはいつも、美しい世界に囲まれていることを、思い出させてくれるのです。

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今日は、上河合BASEに、生穂BASEの子達が遊びに来てくれました。
陽氣な上河合BASEと、陽氣な生穂BASEの、「陽」が重なった、重陽の節句になりました。

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開催場所
淡路島の豊かな自然の中で、預かり保育をしています。
上河合BASE:淡路市上河合
生穂BASE :淡路市生穂
五色BASE :洲本市五色町

※いずれも私有地のため、見学希望の場合には、必ずお問合せください
ギャラリー
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  • 320921  広がる好奇心
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  • 【応援団ありがとう】淡路島こゝちよ さんより、雨具を寄贈していただきました!