「あ”、毛虫!」

毛虫の数が増えているのもあるけれど、
だんだん見つけるのが早くなっているのは、”探す目”になってきたから。

人間の目は、”見たいもの(自分が認識しているもの)を見る”と言われているけれど、
まんまるっ子の中に、”葉っぱや枝の上には、毛虫がいる”のが日常になってきた。

「この葉っぱは、食べられているよ。」

葉っぱをよく見る癖がついてくると、虫食い葉っぱも氣になる。


「鬼じゃない?」

た~くんのひとことで、一緒にいたあっくんとし~くんの目が輝く。

「じゃあ、これは鬼の足跡じゃない?」

地面のへこんでいるところは、足跡に見える。


「あ、今、どしんどしんって聞こえた氣がする!」

森から鬼の足音が聞こえる。


足跡をたどると、また別の食べられている葉っぱが見つかる。
木についている葉っぱも、落ちている葉っぱも!



「オオカミもいるかもしれないね。」
「おばけかもよ!」


3人の想像力は、どんどんひろがって、いつもの森がワクワクの
塊になっていく。

好奇心が、自然を観察する目、自然の声を聴く耳が育てていく。

保育者:あじめ

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