め:「ここ掘るの、手伝ったるわ~」

そ:「大丈夫、私がやるから、やらんでいいわ。」


め:「ありがとう。」

お手伝いの申し出を断られたたのに、ありがとうを返しためっちゃん。


ハッと氣がついて・・・

め:「あ~、そっちゃんが(私に)手伝ってもらったら、
   ありがとうを言うのに、間違えて、手伝ってないのに私がありがとう言っちゃったよ。」

そ:「ほんまやな~」


2人で、ひとしきり笑った後、

そ:「でも、ありがとうは大事だから、何回言ってもいいねんで。」

と返したそっちゃんに、深く頷くめっちゃん。


め:「そうやんな、私も、家でもめっちゃお母さんに言うねん。
  産んでくれてありがとう、とかな。
  ご飯つくってくれるのも、ありがとう、やしな。」

そ:「私も、車の中でも、めっちゃ言うで。
  だって、迎えにきてくれて、ありがとう、やしな。
  迎えに来てくれなかったら、ひとりぼっちやもん。」


実は、さっきまで、自分のつくったトロトロ(泥)は自分しか使えないと
互いに譲らず、雰囲氣が悪かった2人。

”ありがとう”の大事さを共有したから、この後は、
シャベルを取ってくれた時も、泥を分けてくれた時も、
「ありがとう」を言い合って、氣持ちいい空氣が流れていました。

自分で納得するって、大事だなぁ。

保育者:あじめ

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