「わ~、つぶつぶだ~。」

き~ちゃんの歓声に、興味をそそられたまんまるっ子たちが集まる。

き:「触らないでよ~、き~ちゃんが一番に見つけたんだよ。」


みんなに見せたいけど、触ってほしくはない、き~ちゃんが、
触ろうとしたみっくんを制する。

み:「今日は、き~ちゃんが一番だったかもしれないけれど、
  僕だって、この前、一番に見つけていたよ。」


1本の竹を、お互い握りしめてゆずらない。
だって、とっても素敵なものを見つけちゃったから。


き:「じゃあさ、この線(竹の節)から上は、き~ちゃんってことにするのは?」

み:「いいよ、僕は、下だけ触ってるよ、ほら。」


それでも、線を越してきたり、節のところで手がぶつかり合ったり、小競り合いは続く。

そこに、いざこざの経緯をわかっていないり~くんも触りに来たりして、混乱は増していく。


き:「も~! じゃあ、しょうがないから、3人が一番ってことにする?」

み:「いやだよ、僕が一番だよ。
  じゃあ、葉っぱで触ることにすれば?」


それぞれのゆずれないところと、頭をひねった代替案とがいったりきたり。

最終的には、別の遊びが楽しくなって、
びっくりするほどあっさりと、その竹から離れていったのでした・・・。


保育者:あじめ

今日は、まんまるファミリーの楽しり家さんより、マコモの苗をもらったので、
てけてけ(という妖怪が住んでいるとまんまるっ子が恐れている)の池の脇に植えました★
池の水がきれいになって、マコモ茶やマコモタケご飯も楽しめたらいいなぁ。

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