「ここなら、簡単に登れるようになっちゃったな。」

年長児のは~ちゃんが、ビワの木の下の方の枝に、
いとも簡単に、ひょいっと飛び乗る。

「昔は、無理やったけどな」

あっくんが、昔(!)を懐かしんで、同意する。

「ビワ、楽しみやな~。」

「あ、ここに赤ちゃん(の実)が、できてんで!」

「ここなら、簡単に採れるな。」

このフィールドでビワの時期を経験してきたからこその、やりとり。


「サクランボも、もうすぐやな。」

「地面が、僕の水筒(白い水玉模様)みたいやな。」

みっくんが指さす、早くも散り始めたサクランボの木の下は、
なるほど、一面の花びらが、水玉模様みたい。

「アンズの花も、咲いたな。」



果樹の様子で季節の移ろいを感じ、
”次の季節が楽しみ”という感覚が育まれていること。
なんとも、うれしい春のいちにち。

保育者:あじめ

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