焚火の周りを囲んでいたさ~ちゃんとたーくん、みっくんが大きな声で叫ぶ。
急いで傍によってみると、
さ:「あのな、何かな、どの葉っぱかは分からへんねんけど、葉っぱ入れたら緑の火が出てくるねん!!」
み:「でも、どの葉っぱかは分からへんねん。」
た:「火が消えたぞ!葉っぱを持ってこよう!!」
さ:「見といてな~」
拾った葉っぱをみっくんが焚火に入れて、そこをさーちゃんが火吹き竹でそっとフーフーと風を送り、緑の火がどこから出てくるかたーくんが見逃さないようにじっと見る。
た:「あっ!ほら!!今、ここ少し緑やったでしょ?!」
さ:「うんうん!緑やった!出てきたな。」
み:「あったな!!」
小さな小さな緑の火に、目を凝らす。
み:「もう一回しよう!!」
もう一度入れると、今度は焚火の中でしっかりとした緑色が見えた!!
さ:「見て!!めっちゃ大きいで!!」
た:「ずっと緑見えるな!!」
み:「今何か、青もなかった?!」
今度はなんと、青色の火が!
さ:「えっ!もう一回入れてみよう!」
じっと目を凝らしながら焚火と向き合う。
た:「あっ!今何かさ、青じゃなかった?」
み:「うん!あった!!」
さ:「あっ!今、紫やったで!!」
この発見をいろんな友だちにも見てほしくて、「こっち来てー!!!」と呼ぶも、どの葉っぱを入れたら色が変わるのかが分からず、なかなか見せることができない。
さ:「あー、緑の火、きーちゃんにも見てほしいのにな・・・。」
た:「ずっと緑の火が出るようにやってみよう!」
さ:「そうやな!そうしたら、きーちゃんにも見てもらえるもんな!!」
どうなるか、色んな葉っぱを入れてはじっと燃えていく様子を見る。
友だちと分かち合いたいから必死に試しつつ、
さ:「さーちゃんはな、白の火も見てみたいな。」
み:「みっくんは、紫かな~」
た:「虹色とかも、あるんかな~」
焚火でどんな色の火が見たいか、膨らむ想像。
今日は、なかなかスコップでは掘り起こせなかった竹の切り株を掘り起こしてもらったり、終わりの会でも歌と共にみんなでさらに楽しい時間を過ごしたり、おいしいものが待ってくれていたり!