【まんまる保育スタッフ 募集中です】
「な~、めっちゃトロトロなってんで、混ぜてみて」
さ~ちゃんが土と水を混ぜていたお玉を、貸してくれる。
「な、トロトロやろ、この辺はちょっと黒くて、
ここはちょっと白い模様になってんで。」
「ここにな、また土をいれるとな、いい感じやねん。」
「土の上にな、水をのせると、だんだん水がなくなっていくねんで。
すごいやろ。」
最初は土の上に乗っかっているようだった水が、混ぜると
前からあったトロトロと、なじんでいく。
「ほら、ふわっとトロトロになったやろ。ふわっと。
な、すごいやろ。」
土を足したら、混ぜると少し抵抗を感じて、もったりする感じ。
この微妙な違いを楽しんで、
それを”ふわっとする”とさ~ちゃんは感じたんだな~。
「これ、(明日が誕生日の)ま~ちゃんの誕生日ケーキにするねん。
ま~ちゃん、ハートの形好きかな~。
ま、もし三角が好きだったら、かじって三角の形にしてもらお。」
じっくり材料をつくり、満足のいくトロトロ具合になったら、
ハートの形に成形して、
やっぱりリボンの形にすることになって、
葉っぱで飾りつけをして、ケーキは完成。
手を洗うために、水が溜まっていたたらいにどろんこの手をつけると・・・
「ねぇ、見て~、ここ、めっちゃきれ~い。」
さ~ちゃんが指さす先には、ベールみたいに水の中を揺らめく薄い泥水。
登場するのは、土と水だけなのに、
刻々と変化する微細な違いを楽しみ、美しさに氣づく。
なんて豊かな世界で遊んでいるのだろう。




このフィールドに引っ越してきたときに植えた梅も、今日、2つ開花。
春の足音が聞こえてきています。
保育者:あじめ

「な~、めっちゃトロトロなってんで、混ぜてみて」
さ~ちゃんが土と水を混ぜていたお玉を、貸してくれる。
「な、トロトロやろ、この辺はちょっと黒くて、
ここはちょっと白い模様になってんで。」
「ここにな、また土をいれるとな、いい感じやねん。」
「土の上にな、水をのせると、だんだん水がなくなっていくねんで。
すごいやろ。」
最初は土の上に乗っかっているようだった水が、混ぜると
前からあったトロトロと、なじんでいく。
「ほら、ふわっとトロトロになったやろ。ふわっと。
な、すごいやろ。」
土を足したら、混ぜると少し抵抗を感じて、もったりする感じ。
この微妙な違いを楽しんで、
それを”ふわっとする”とさ~ちゃんは感じたんだな~。
「これ、(明日が誕生日の)ま~ちゃんの誕生日ケーキにするねん。
ま~ちゃん、ハートの形好きかな~。
ま、もし三角が好きだったら、かじって三角の形にしてもらお。」
じっくり材料をつくり、満足のいくトロトロ具合になったら、
ハートの形に成形して、
やっぱりリボンの形にすることになって、
葉っぱで飾りつけをして、ケーキは完成。
手を洗うために、水が溜まっていたたらいにどろんこの手をつけると・・・
「ねぇ、見て~、ここ、めっちゃきれ~い。」
さ~ちゃんが指さす先には、ベールみたいに水の中を揺らめく薄い泥水。
登場するのは、土と水だけなのに、
刻々と変化する微細な違いを楽しみ、美しさに氣づく。
なんて豊かな世界で遊んでいるのだろう。




このフィールドに引っ越してきたときに植えた梅も、今日、2つ開花。
春の足音が聞こえてきています。
保育者:あじめ
