まず、話すのは、誰がかごめかごめの鬼(真ん中に座る人)をやるかどうか。

やりたい人がたくさん、でもみんなが真ん中に行ってしまったら、
周りで輪になる人が足りない。

「最初はグー(じゃんけん)しよう!」

「じゃんけんは、ヤダよ。」

安易にじゃんけんには、まんまるではならないのがミソ。

それぞれに、「鬼やりたい」と口に出し、その決め方も話す。

「じゃあ、1番はやっていいよ。  
 私は、2番(目)の鬼やりたい。」

鬼ができればいいので、鬼をいつやるかをゆずるという意見も出てきた。

一番にやりたい子も、まだ複数人いるし、でも、3番でもいいよという意見も出たりする。
きっと順番は回ってくるから。

鬼は順番でやることになったので、
”後ろの正面の子をあてられなかったら、もう一度鬼をやる”というルールは、
おのずとナシになって、毎回鬼は変わる。

そのあとも、
「どっち周りに回るか」「どんな速さで回るか」
「誰と手をつなぐか(誰の隣がいいか)」

遊びが始まるまでに、準備の話し合いはたっぷり続く。

阿吽の呼吸で始まる遊びもおもしろいけれど、異年齢で遊ぶおもしろさの1つが、
”この遊びなら、当然、このルールでしょ”が通じないところだなぁと思う。


保育者 あじめ

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