お昼ご飯の後、積み木や長い板、丸太の椅子を使って、お城を作ることになった、さっちゃんとは~ちゃん。
せっせとお城づくりのための材料を集めているは~ちゃんの横で、さっちゃんは何やら不満氣。
さ:「ねえねえ、は~ちゃん。これ(長い板)、どうする?」
は:「ん~?さっちゃんが決めていいよ?」
さ:「・・・。ここに置くで?」
は:「うん」
何度か同じようなことが繰り返り、とうとう寝転がってブツブツとぼやき始めるさっちゃん。
さ:「は~ちゃん、なんで聞いてくれへんのよ。もう、は~ちゃん、こっち来てよ。全然聞いてくれへんやん。」
さっちゃんのぼやきには全く氣がつかず、せっせと材料を運ぶは~ちゃん。
寝転がるさっちゃんの近くに、は~ちゃんが長い板を持ってきたタイミングで、
さ:「ねえ、は~ちゃん、何でさっちゃんの話聞いてくれへんの?」
は:「え、なにが?」
さ:「さっちゃんここにおるのに、全然こっち来てくれへんやん。」
は:「だって、さっちゃんが大きなお城つくろって言ったんやん。だから、板とか運んでたんやで?」
さ:「でも、さっちゃんは板とかどこに置いていいか分からへんねんもん。」
は:「え?さっちゃんがお城つくろって言ったんやで?」
さ:「そうやけどさ、さっちゃん一人では分からへんもん。」
は:「えぇ~、もう何がなんか分からへんな・・・。」
は:「じゃあ、一人で作る?一人でやったら、勝手に作れるやん。それとも二人で作る?」
さ:「さっちゃん大きい椅子とか運べないから、一緒に作りたいねん。」
は:「じゃあ、いいよ。一緒に作ろう。」
さ:「うん!!」
いろいろと二人でアイデアを出しながら進むお城づくり。
二人いるから、どんどんアイデアも浮かぶし、進みも早い。
さ:「あ~、やっぱり二人で一緒に作ってよかったね!その方が楽しいもんね!」
は:「うん!そうやな!!」
“一緒にお城をつくる”。
自分は自分で思いついたことをやり、さっちゃんがやっていることだから心配なしと、安心してさっちゃんに任せるところは任せていた、は~ちゃん。
2人で「ここはどうする?」「いいこと思いついた!」「これはどう?」と話し合いながら作りたかった、さっちゃん。
どちらも“一緒に”つくっているけど、“一緒に”のかたちがすこし違うかったんだね。
シロップはもちろん、赤紫蘇シロップ!!
いちごシロップやブルーベリーまで加わって、お家からの山盛り氷を使って、なんとも豪華なかき氷パーティーでした!
おいしくて、涼しくて、何杯もいけちゃう♫