今日は、夏休みに入った卒園児が3人も久しぶりに顔を見せに来てくれた。
来て早々、
あ:「あ、カナヘビや!!」
や:「え、どこ?!」
け:「そっち、行った!!」
と、あーくん、やっくん、けーくん。
「カナヘビは見かけるんだけど、捕まえれないのよね~」
誰かが呟いていると、
あ:「え、そうなん?!」
や:「カナヘビ、捕まえるの楽勝やで。」
け:「なあ!!」
なんとも頼もしい兄ちゃんたち。
言葉通り、あっと言う間に、フィールドのあちらこちらで聞こえる「カナヘビおった!!」「そっち行った!」「よっしゃー!!捕まえたで!!」という3人の声。
タライに移して、草も入れて。
捕まえたらまたすぐ始まるカナヘビ探し。
あ:「あっ!ニジイロカナヘビ(ニホントカゲ)!!」
や:「めっちゃでかいな!!」
け:「そっちにちっちゃいのもおった!!」
3人のチームワークと、見逃さない目に素早い動きで、なんとニホントカゲも次から次へと捕まえる。
捕まえたカナヘビを見るために集まってきた年下の子どもたちに、
や:「あんまり、触らんといてな。」
あ:「そうやねん、触りすぎると弱って死んじゃうから。」
け:「もう少し(タライを)こっちの涼しい日陰のとこに置いとこう。」
今までの経験から学んだことも伝える。
3人の話を聞いていたみんなも、後から集まってくる友だちやカナヘビを触ろうとする友だちに、
み:「触りすぎたらあかんで、弱っちゃうから。」
き:「少しだけならいい?1・2・3・4・5・6・7・8・9・10だけ!!」
さ:「はやいな。少しだけだったらいいで。」
り:「ニジイロカナヘビ触りたいけど、どうやって触ったらいいんやろう。」
どこに触れたらいいのか首を傾げていたりっくん。
み:「顔の近くは、噛まれるから持たない方がいいで。」
みっくんからのアドバイスももらって、しっぽはちぎれるし、顔の近くは噛まれるしと、ますます迷う。
そんな時、捕まえてきたニホントカゲをタライに入れようとやって来たあーくんが、
あ:「え、ここ持ったらいいんやで。」
と、さらっと見せてくれた。
や:「ニジイロカナヘビって言ってるけど、本当はニホントカゲって言うんだよ。あおいしっぽが特徴やねん。」
やっくんが、豆知識も教えてくれた。
今年度に入って初のカナヘビを捕まえた日。
やっぱり兄ちゃんズの目の付け所や動きは違うな~。
暑かったけど、缶蹴りにリレーに、ジャンプ大会も盛り上がった今日のまんまる。
最後の終わりの会で楽しかったことを聴いた時、は~ちゃんが「あーくんと、けーくんとやっくんが来てくれたのがやっぱり楽しかったな」と話していて、本当にそうだったね★