さ~;「あのな、さっちゃんがお姫さまで、さ~ちゃんはプリンセスやねん。」

 

お城ごっこをしていたさ~ちゃんとさっちゃんが、木に登りながら教えてくれる。

 

さ:「あのな、“お姫さま”は“かわいい”ってことで、“プリンセス”は“プリンセスやねんで。」

 

“お姫さま”と“プリンセス”にも違いがあるようだ。

 

 

木に登ったまま、お城ごっこの話をしていると、

さ~:「さっちゃん、あのな。本当はさ~ちゃん、お城ごっこもっと後にしたかってん。」

さ:「えっ!でも、さ~ちゃんにお城ごっこしよって言ったとき、いいよって言ってたやん。」

 

さ~:「本当はしたくなかったの。」

さ:「えー・・・。その時に言ってくれないと、さっちゃんは分からへんやん。」

 

さ~:「でもさ、その時はまだ他にやりたい遊びが別になかったから、言わなくていいかと思ったんやもん。」

 

さ:「今、嫌やって言われても、さっちゃんだって困るよ。」

さ~:「でもさ、本当はブランコとか木登りとかをしたかってん。お城ごっこはもっと後でゆっくりしたかったの。」

 

さ:「そんなん今言われても・・・。さっちゃんはどうしたらいいんよ。」

さ~:「え~・・・。別に何もしなくていいで。」

 

さ:「えぇ~・・・」

さ~:「あの時は言わなくてもいいかって思って、言うのも忘れてたけど、今思い出したから言っただけ。」

さ:「さっちゃんが、困る~。」

 

い:「あの時本当はまだお城ごっこしたくなくて、ゆっくりしたかったって言うのを、今、やっぱり伝えたくなって、さっちゃんに知ってほしかったってことかな?」

 

さ~:「うん、そう!」

 

さ:「じゃあ、もう、いいんか。今はお城ごっこする?」

さ~:「うん!」

 

 

 

 

今更言われても~っと困っていたさっちゃんの氣持ちも分かる。

今更なことになっても、やっぱり自分の氣持ちを伝えたいと、自分の氣持ちを流さずに伝えたさ~ちゃん。

 

いろんなことに心が動いている中で、どれだけ氣持ちを大切にしていっているのかな。


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いそ