春のサクランボから始まり、野イチゴ、ヤマモモと
今年度も季節の移ろいと共に変化する自然の実りを
日々堪能しているまんまるっ子たち。
四季折々の自然の恵みを味わえるこのフィールドは
とても豊かだなぁと感じている。
そんな中、通称『竹水』を得るため、
昨日、折った竹にビニール袋をセットし、今日の保育日を迎えた。
昨日からワクワクしていたもっくん。
「今日は、竹水を飲む!」と朝の会で発表してくれた。
いざ、竹水を採りに竹林の斜面を颯爽と降りる。
次々と仲間たちも到着し、セットしたビニールを見ると、
たくさんの水が溜まっている。
「わ~♪すごいたくさん!!」
「早く飲みたいな~♡」
「私が(採取した竹水を)ペットボトルにいれたーい!!」
「僕が上まで持っていく!!」
みんなのワクワクの期待値もどんどんあがってくる。
お昼ご飯が終わり、一息ついたところで、
「竹水飲もー!」の掛け声と共に、みんなが集まってきた。
コップに入れて、いよいよ口にする瞬間がやってきた★
「う~ん、おいしい♡」
「……もういらん。」
「おかわりある?」
「……味わからん。」
優しい味の竹水だったので、反応も様々でした。
お店やインターネットで、ほとんどの物がいつでも手に入るこの時代に、
季節ならではものを見つけて、自分で採取する経験ができること、
化学調味料や添加物の味に溢れるこの時代に、
自然本来の味を口にする(食べる)経験ができること、
とても貴重で、これこそ生きる力を育んでいるんだな~と感じる今日この頃です。
そんな森の恵みを「お父ちゃんとお母ちゃんにもあげるんだ~」と
ヤマモモをたくさん拾って入れた袋を大事そうにもっているきーちゃんの氣持ちも
豊かだなぁ~優しいなぁ~と、心がほっこりします。
森の恵みに感謝をして、次の季節の恵みを楽しみに過ごそうね。
今日も楽しい一日をありがとう♡