さ:「私が先に、使ってたんだよ~」

ま:「でも、今は使ってなかったじゃん!」

さ:「カエルを捕まえに行くのために、ちょっと置いておいたの!!」

地面に落ちていた(置いてあった)ロープをめぐり、氣持ちがすれ違う2人。

さ:「じゃあ、何に使いたいか、言ってよ!
   さっちゃんは、これ(ロープ3本で編んで帽子につけた三つ編み)につけて、
   長くしたいの!」

ま:「ま~くんは、こっちのブランコ(浮き球)とあっちのブランコを結びたいの!」


自分の主張を繰り返し、ヒートアップしてきたので、交通整理に入る。

2人の用途が違うこと、どちらもこのロープじゃなきゃいやなことまではお互い確認した。

あ:「そうか~、でもこのロープは1本しかないね。
   どうする?」

ま:「わからない」

さ:「わからない」

あ:「わからないか~、困ったね~。」


様子を見ていたもっくんが、「違うロープを探したらいいんじゃない?」と
提案したけれど、どちらもそれはイヤ。

ま:「わかった!
   こっち(ロープの1つの端)をブランコに結んで、
   もういっこ(別の端)をさっちゃんに結んだらいいんじゃない?」

まーくんが、2人のアイディアをミックスした、なんとも斬新なアイディアを提案する。

さ:「そしたら、ブランコがあっちに行ったら、私が転んじゃうじゃんか!」

さっちゃんに真っ当な反論をされて、落ち込むま~くん・・・。


どちらかが泣いたり、プイっとどっかに行ったりすることでうやむやになることもあるのに、
今回は、そのあとも、いくつかのアイディアと「それはイヤ!」が繰り返される。


しばらくやり取りが続いた後、急にま~くんが握りしめていたロープを
さっちゃんに無言で渡した。


さ:「え? いいの?」

拍子抜けしたように、驚くさっちゃん。
頷いて走り去る、ま~くん。

何が正解か、どこが落としどころなのか、
もっと話した方がよかったのか、わからない。

でも、自分で決めたことならば、その決定を尊重したいと思う。


保育者:あじめ

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