き:「うぇ~ん・・・、ずっ、ぐすっ・・・」
今日はお母さんと一緒にいたかったきーちゃん。
早くお迎えにきてねと泣きながらも大きな声で約束を交わした、朝の会からしばらくのこと。
すぐには消えない寂しさだったけど、チョコレートづくりを続けていると、
き:「こっちの材料も混ぜよっか!」
「あ、冷蔵庫小さいから、大きくしとくね!」
「ほうきで、掃除もして、きれいにし~とこっと!!」
あっという間に笑顔に。
きーちゃんの笑い声が聞こえてくると、
それまで少し離れたところで少し早めのお昼ご飯タイムに入っていたるーくんが、
る:「ねえねえ、いそちゃんは、寂しくな~い?」
耳元で、そっと小さな声で聴いて、寂しくないと分かればまた戻っていった。
お弁当を食べながら、背中でずーっと見守って、想いを寄せてくれていたんだね。
るーくんの温かさで、午後からの外国旅行ごっこは、大盛り上がり★
荷物を全部持って、ご飯を食べる時はお弁当箱をあけ、ホテルの温泉に入る時はパンツに服に新しいものを出しながらも、「本当のご飯はもう食べちゃってるから、お弁当箱開けるだけね?」「服脱ごかって言ってるけど、本当には着替えなくていいで?」「あ、お風呂入るけど、ここのお風呂は帽子かぶったまま入るねんで?」と、遊びとリアルとの世界をいったりきたり。
そしてなんとも言えないのが、「ねぇ、おとうと!!」
設定が母と息子だったけど、まさか名前まで“おとうと”とは!
笑いがこらえきれず、一人でただただ笑ってしまったな。
旅行の終わりは、豪華なチョコレートパーティーを大勢で!
今日も素敵な1日をありがとう★