「あった~、オレンジロープちゃん、あったよ~。」

まんまるにある、1mちょいの登山用ロープは12本。
ぐるっと腰に巻けば仮面ライダーのベルトになり、帽子につければラプンツェル、
もちろん電車や縄跳び、大縄、綱引き、なんでもござれ。

いつもピカピカタイム(片付けタイム)に12本揃っていないと、
みんなでフィールド中を捜索する。


今日も1本行方不明だったのが、竹に結びつけてあるのが見つかって、
めでたし、めでたし・・・のはずが、


オレンジロープのあっちとこっちを握り合って、もっくんとたっくんが対峙していた。

どちらも手を離さないので、相手の手を振りほどこうと、手も出る。


話を聞いてみると、

た:「1人で持って行きたいの~。」

も:「2人で持ってきたい!」


どうしようかと問いかけると、

「たっくんがいない時に、もっくんが持って行ったらいいじゃんか。」

つまり、今回は、自分が持っていきたいと主張する、たっくん。


「もっくんは、2人で持って行きたいんだね。
 で、たっくんは、1人で持って行きたいって氣持ちは、わかる?」と聞いてみるけど、
「わからない!」とまっすぐな(!)返事。


だけど、もっくんのやりたいことは、たっくんの協力がないと実現できないというのが、
また、悩ましい。


しばらくの沈黙のあと、

「じゃあ、これはどう?
 僕が、たっくんの竹に乗るの。」


一瞬、どんなアイディアなのか、理解できなかったけれど、
よく見たら、たっくんは50センチくらいの竹に、魔女の箒のようにまたがっている。
そして、その竹の先に、ロープがくっつけてあったのだ。

つまり、ロープを持つのは、前に乗っているたっくんだけだから、”たっくんが1人でロープを持てる”。
竹に2人で乗れば、もっくんのやりたかった、”一緒にロープを持っていく”が、
実現する、ミラクルなアイディア★


たっくんも、理解したら、「いいよ」と、涙を拭いた。


竹にまたがった2人は、ロープをかけておく場所まで上機嫌で出発進行!

ロープをかけ終わった後は、
「一緒に座ろ!」と、終わりの会の準備のために、リュックサックを取りに行った。


未満児と年少児だって、こんな風に氣持ちを見つめ合って、やりとりができる。



ちなみに、ブログでは、こんないざこざを多く取り上げるので、
保育に入った保護者から、「まんまるって、こんな平和なんだね~」と言われたことがある。

そうなんです、ここでお知らせしているのは、まんまるのドラマのほんのひと握り。
ブログに書ききれない、平和で、調和してて、
大笑いして、集中して、協力し合う、最幸な時間はたっぷりあります★

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