今日の朝の会に仲間入りしたのは、これまたピエロック一座が
まんまるっ子にとプレゼントしてくださった、操り人形のライオネル。

「丁寧に作られているので、壊れないように大事に使ってね」と伝えると、
どの子もやさしく話しかけながら、フィールド中にライオネル君を連れて行きました。



いつも動物園ごっこをする木のところでは、
「ライオンって、木に登るのかな~?」
「でも、ライオネル君は、上手に登っているね。」


「ライオネルと競争してみよう!」と、
ライオネル君を持ちながら、フィールドを何往復も走ったり、


「火の輪くぐりも、(公演で)やってたよね~。」
「何か、輪っかないかな~」
「竹を切ったらどう?」
「それじゃ、小さすぎて、くぐれないよ、きっと。」

「あ、前に冠作った時みたいに、蔓でつくるのはどう?」
「柿の葉っぱが、赤かったから、炎ってことにしない?」

と、まんまるバージョンの火の輪くぐりにも、拍手喝采★


「ピーチ(公演に出てきた、バランスショーをする人形の名前)みたいに、
 竹の上に乗ります! スリー、ツー、ワン!」と、
竹の切り株の上に乗る芸も教えていました。


斜面を登るのに苦労している子には、
「ライオネル君が応援しているよ、がんばれ~」


ライオネル君を手に持っているので、足だけで踏ん張って斜面を登ったら、
「やった! ライオネルと一緒だったら、足だけで登れたぜ!」と、
まんまるっ子の成長まで促してくれた、ライオネル君。


タブレットや携帯の普及で、同じ時に同じ映像や体験をするということが
少なくなった、今日この頃に、
同じ世界を一緒に見たからこそ、同じ体験を持っているからこその、
広がる遊びの世界が、そこにありました。

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