同じ木に登ろうとしていた、もっくんと、ま~くん。

も:「痛い!」

ま~くんの手が、もっくんの顔の横にあたった。

ま:「わ、ごめん!」


とっさに謝る、ま~くん。

でも、もっくんは、
も:「いやだ!」

と、目に涙を貯めながら、返事をする。


ま:「どうして?
   だから、ごめんって。」

も:「いやだ!!」

ま:「もう!どうして、ごめんって言ってるのに!」

2人は無言で、にらみ合いのかっこうになる・・・。


ま:「もう!一緒に遊ばない!!」


ぷいっと別の場所へ駆けて行く、ま~くん。


残された、ぶつかった場所に手を当てながら、たたずむもっくん。

「ま~くんは、ごめんねって思っていたけれど、
 それでは治らないくらい、もっくんは、痛かったんだね?」

と聞くと、ゆっくり頷いた。

心からの「ごめん」でも、痛いものは痛いのだ。
そんなすぐに痛いのはなくならないし、怒る氣持ちだってなくならない。


お互いが正直に自分の氣持ちをぶつけあったら、
しばらくしたら、また一緒に遊んでいた。


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