「あのな~、あんな~、ふふふふふ。」
「聞いて~、ふふふふ。」


おうちごっこをしていた場所フィールドの端っこから、もう一方の端っこまで走ってきた、
いっちゃんとめっちゃん。

何やらしゃべりたいことがあるのに、どちらも体をくねらせて笑ってしまって、話しだせない。


い:「あんな~、いっちゃんがな、水飲んでたんよ。」

め:「めっちゃんはね、帽子を脱いで、置いてたんよ、そんとき。」

い:「いっちゃんはな、こ~んなふうに、上向いて、水を飲んでたんよな。」


”こ~んな風”を、実際にやってみせながら、説明が始まる。


い:「でな、水を飲み終わって、水筒を置いたんよ。」

め:「いっちゃんの隣に、めっちゃんの帽子があったんよ。」

い:「そしたらな、水筒がスポッと帽子の中にはいっちゃったんよ~!!!」


一氣に説明したところで、2人は、また笑いだす。


め:「水筒もさ、帽子をかぶりたかったんかな~、わはははは。」

い:「わはははは~。」


その場にいなかった私たちには、同じ熱量ではおもしろさが伝わらない、小さな小さな出来事。

でも、2人が本当に楽しそうで、そんなささいなことで大笑いして、
それを伝えたくてフィールドを横断して走って来てくれた、それがうれしかったなぁ。

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