朝からお弁当のスペシャルおにぎりが楽しみで仕方がないる~くん。
11時になると、ニコニコできーちゃんとき~ちゃんの元へ駆け寄り、「お腹がすいたね~」。
(お弁当を食べることができるのは基本11時以降。そして“お弁当を食べたい”仲間も集めるのだ。)
しかし、掘り起こした土から“粘土”を発見していた2人は、遊びに夢中。
「る~くん、お腹すいたね~」とまたまた自分はお腹がすいていることをアピール。
き~ちゃんがちらっと横目で見るが、やはり手は止まらない。
きーちゃんも「バナナケーキができた!」と新メニューづくりで大忙し。
遊びに夢中の2人に、まずは「何しているの?」と聞くことにしたる~くん。
「ケーキつくってるねんで」と口を開くき~ちゃん。
「え、ケーキ?おいしそうだね~」と2人の遊びに少し興味を持つも、
しばらくすると、お腹がすいていることを思い出す。
「き~ちゃんはお弁当食べるの?」「きーちゃんはお腹すいてる?」と一人ひとりに聞いてみても、お腹がすいている話になると、途端にる~くんの声が聞こえなくなる2人。
何度も何度も、お腹がすいているか、お弁当を食べるか聞いてみていた、る~くん。
何度も何度も、横目でる~くんを見つつも遊び続け、時折目を見合わせ互いの様子を窺っていた、きーちゃんとき~ちゃん。
この時、
る~くんからみた、きーちゃんとき~ちゃんは、“自分の質問に答えるよりも遊びに夢中な2人”。
じゃあ、きーちゃんとき~ちゃんから見た、る~くんって、どうだったんだろう。
る~くんの氣持ちだけでなく、きーちゃんとき~ちゃんの2人のあの無言の時間、あの瞬間の氣持ちにも十分寄り添いながら、言葉を掛けることは出来ていなかったなー。
関わる人が多いほど、物事をみる角度も増えていき、そこに自分の感情もあるからこそ、中立で関わることが難しい。