は:「うわ、アリや!」
お弁当の時に広げたシートへ、どこからともなくやってきたアリ。
きー:「お弁当の所に行ってる!ご飯食べられちゃう。」
は:「ほんまや!叩いてやるー」
お弁当を守らねばという正義感もあり、アリの歩みを止めようとアリの周りを叩いて進行を妨げる。
る:「あ!!」
はっくんのグーが、アリに当たってしまった。
る:「痛いよ~。かわいそうだね。」
は:「でも、アリって、踏んじゃっても生きてるから大丈夫やで。」
「ほら、見てみ。」
そう言いながら、手をアリの上からよけてみるも、アリは動かない。
る&き~:「…。」
は;「いっぱいおるから!!」
きー:「大丈夫やんね・・・。」
少し心配そうにしながらも、はっくんにピタリとくっつくきーちゃん。
る&き~:「…、痛いよね。」
フィールドでは、アリもダンゴムシも、カナヘビも、蝶も蜂も、ムカデも毛虫も、他にもいっぱいの命と一緒に過ごしている。
故意かどうかよりも、色んな“命”と一緒に過ごしていること。
たくさんいるアリだけど、みんな違うアリっていうこと、やりたいことがあったのに死んじゃったからもう何もできないこと、色んなことを話した。