今日の冒険のきっかけは、ヘビが、森の下の方に逃げて行ったのを見かけたとの情報。

足音を立てたら逃げちゃうかもしれないと、姿を見たい氣持ちが勝ったみんなは、
慎重に斜面を下りていく。


「あ、恐竜の足跡や!」

よっくんが見つけたのは、カクレミノの先が3つに分かれた葉っぱ。
自分の顔くらいの大きさのもあって、ホントの大きさな氣がしてくる。


落ち葉を拾いながら進んで行くと、

「あ、これ!
 トリケラトプスは、この葉っぱを食べていたんで。」

と、よっくんが、シダを指さす。


「へ~、ここにも来てたんかな。」

そっちゃんのわくわくが大きくなる。

「たくさんあったけど、トリケラが食べたから、
こんだけになっちゃったのかもね。」

竹林の林床には、シダがびっしりではなく、ポツンポツンと生えていたのだ。


「でもな、ぜつめつしちゃったから、もういないけどな。」

”ぜつめつ”の意味はわからなかったかもしれないけど、
よっくんのしょんぼりした声に、みんな、しんみり・・・。


そんな空氣を吹き飛ばすように、
「でもな、トリケラは、しっぽの先まで合わせたら、
 バスくらい大きいねんで!」と、よっくんがまた教えてくれる。


「うわ~、大きいな。」

たっくんも、空をあおいで、笑顔になった。

きっとみんな、トリケラトプスがこの森にいるところを想像したんだろうなぁ。


いつまでも、いろんな生き物と共に、地球で生きていけますように。


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↑ 今日は、徳梅のおばあちゃんが、ぴーぴー笛を教えに来てくれました!

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