「なんかさ~、マンゴーみたいじゃない?」

枝に刺して焚き火にかざしていた柿の焼き具合に満足して、火から遠ざけてみる。

一部、皮がむけて、中からきれいな色の果肉が見える。


「わ、甘いよ!。」

は~ちゃんの歓声があがる。

「皮も剥きやすくなってる、焼きミカンと同じだね。」


「焼きビワもおいしかったよね~。」
と傍らのみっちゃんが言うと、

「でも、焼くと、みんな焼きミカンの味になっちゃう氣がしない?」
と、は~ちゃん。

「ほら、これなんか、焼きミカンそっくり。食べて見て。」
と、くれたのは、柿の皮。

スモークの香りとほんのり甘いのが、焼きミカンと同じなのかも。


「そうそう、あの年長キャンプの焼きリンゴもおいしかったよね~。」
と、みっちゃんが言うと、

は:「あれは、バターもつけたんじゃなかった?」

み:「そうか、豪華だったから、おいしかったのか!?」


枝に刺して焼くだけではなく、火バサミで挟んで焼いてみたり、
竹のカップに入れて蒸し焼き(?)みたいにしてみるまんまるっ子も。

おいしいものへの探求心は、どこまでもふくらむ。

ちょっと肌寒くなって、焚き火がうれしい季節が今年もやってきました。

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