「うわ、ゆっくんの方が重いなー。」

角材に板を十文字になるように置いて、シーソーをつくって、体重比べ。

最初に薄い板を置いたら、2人の重みで板が割れるというハプニング付き・・・。


そのうち、一方の端に丸太を置いて、もう一方の端に乗ると丸太が飛ぶことを発見!
丸太が重すぎても飛ばないので、ちょうどいいのを探したり、
1枚の板より、2枚並べて、その両方に乗るように丸太を置くと、より高く飛ぶことがわかった。

板の乗り方も、片足で踏んでみるところから始まり、
最後は両足でジャンプして、勢いよく飛び乗るのがいいという結論に。


「やってみたい!」と集まってきた年下の子には、
「いいよ。俺たちが一番いい方法を実験済みだから、きっとけーくんでもできるよ。」と。


その後、丸太から10センチ角くらいの積み木として使っている木っ端と、
三角の木っ端(角材より軽い)を比べ、より高く飛ぶ三角木っ端を採用。

しなっている竹の枝先に届いたり、予想もしない方向に飛んだり、
思い切って飛ばしたのに、全然飛ばなくて大笑いしたり・・・。


仲間に入れて欲しいと集まってくる子もいれば、
自分で見よう見まねで別の場所に、同じ装置を作って楽しむ子も。

「山の上でやってみよう!」と意気込んだけど、山の上は平な場所が少なくて断念したり、
飛んでくる木っ端からガードするために、シャベルを盾にしたり・・・。


きーくんとゆっくんのわくわくが、どんどん広がって、
まんまるっ子に伝染して、みんなの創造力が遊びをさらにおもしろくする。
こんな素敵な循環を、木っ端がどこへ飛ぶかとちょっとヒヤヒヤしながらも、
一緒に味わえて、楽しかったなー。


今日で、7月の上河合BASEでの保育は終わり。
きーくんと、ゆっくんが8歳になるので、いよいよ卒園する日でもありました。
スイカと紫蘇ジュースで乾杯し、2人の門出をお祝い。
これからも、2人が自分らしく、命まるごと輝いて日々を生きていけますように。
出会ってくれて、ありがとう! おめでとう!

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