「鬼ごっこしよー。」

年齢の大きい子達が、ドロケイをしていたけれど、
それとは別に小さい子チームで、鬼ごっこがはじまった。

しばらくすると、
「もー、ケイドロは(逃げる泥棒が)タイムばっかりでつまんない!」と、
警察役がいやになったあーくんが、
ケイドロをやめて、おにごっこに入りたいと言ってきた。

「じゃ、僕も!」「おらもー。」と、いつの間にか、大きい子チームも合流する形になる。


明らかに、走るスピードが違うから、年齢が小さいまーくんは、
すぐタッチされて、鬼になった。


すると、走って追いつかないけど、近くまで行って、手にしていた竹をくるっと回す。
「鬼にな~れ!」


「なんだそれ~!」
タッチをせず、魔法をかける(!)という新技を繰り出したまーくんに、
ダメ出しが来るかとおもったら・・・


「おもろいや~ん。まーくんは、魔法で鬼にできるってことな!」と、
大笑いしながら、新ルールができてしまった。

必死で逃げて距離をとっても、まーくんと目が合って、
「鬼にな∼れ!」と魔法をかけられたら、鬼は交代することになった。


今度は、それがおもしろくなって、まーくんに鬼になってほしくて、
ゆっくんが、猛ダッシュでまーくんを追いかけた。

そしたら、「力、出しすぎだろ!」
小さい子相手に、本氣を出し過ぎだと、きーくんからダメ出し・・・。


配慮しすぎても、しなさ過ぎてもつまらない、
この微妙なさじ加減が、体力も運動能力も様々な、
異年齢で遊ぶむずかしさであり、おもしろさ。

DSCN7546

DSCN7549kakou

DSCN7552

DSCN7559