「あ、ここにも!」

去年は、熟した甘い実をいくつも食べることができた、サクランボ。
今年は風や雨の日が続くからか、未熟なまま、たくさん落ちている・・・。

「緑色は、すっぱくておいしいよ。」

昨日拾っていた子は、たしかどろんこケーキの飾りにしていたけど、
かじってみたあーちゃんが、大発見。

「ちょっと赤くなってるのもあるよ!」


ひっちゃんもかじってみるけど、

「な~んも、味がしないな。緑の方がおいしいかも。」

「ちっちゃいのより、大粒の方が味がある氣がする。」

いっちゃんも、いくつか味見した結果を教えてくれる。


まんまるっ子達の小指の先ほどの小さな実を、身を寄せ合って探す。
一度に2つ見つかったら、分け合う。

「これ、ママのお土産にしよっかな。」

ゆっちゃんが言うと、あ~ちゃんは、

「私は、お弁当のデザートにする。」と手の中に集めていく。


「これが、お弁当だったらどうする?」

と、ひっちゃんが聞くので、
「たくさん集めなきゃお腹いっぱいにならないね~。」と、みんなで笑う。

おいしそうなのを探しては、吟味して口に含む。
その一連の動作の繰り返しは、なんだかチンパンジーの群れの食事風景みたい。

私たちには、おいしいお弁当という心強い味方がいるけれど、
自分たちだけで食料を探していたころは、こんな感じだったんだろうなぁと思う。
こんなゆったりした時間が、たまらなく好きだ。

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