「私は、星空かれん ってことね。」
「私が先に、星空かれん にしたんだよ。」

お家ごっこをしていたゆっちゃんとらっちゃんが、同じ名前を選んだみたい。

どちらも、自分の方がこの名前にしたい!の一点張り・・・。


「ジャンケンにしたら?」

あーちゃんの提案には、

「勝った方が”星空かれん”なら、負けちゃうかもしれないから、ヤダし、
 負けた方が”星空かれん”なら、勝っちゃうかもしれないから、ヤダ。」

と、なんとも”そりゃ、そうだ” の、答えが返ってくる。
ジャンケンで丸く収めるということに、いつもちょっと違和感を感じるので、
興味深く行先を見守る。


「きーくんに、決めてもらったら?」

お家ごっこに参加していた、最年長に決めてもらう案が飛び出す。

「やだよ、おれ。
 かっちゃんが、決めたら?」

もめている2人の一番近くにいたかっちゃんに、火の粉(?)が降りかかる・・・。


しばらく考えている感じで、無言だったかっちゃんは、
いきなり、ダッシュで駆け出していき、離れたところからみんなの様子をうかがう。
責任が重大過ぎて、耐えられなかったようだ。


「2人とも、星空かれん に、したらどう?」

らっちゃんが、斬新なアイディアを出してみるけれど、ゆっちゃんはイヤだと言う。


しばらく、名前が決まらないまま、物語が続いていく。

白黒はっきりしない感じ、モヤっとした感じなのも、それはそれでよし。


最後には、ゆっちゃんが”星空にじいろ”という名前にすることで落ち着いたみたい。

名前1つで、こんなに揺れ動く、まんまるの場。

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