「僕も、やりたい」

はーちゃんとらっちゃんがやっていた、「いっせーのーで」で、好きな数の親指をあげ、
口にした数と、親指の数があっていたら勝ちの遊び。
3歳のまーくんが、このちょっとルールが複雑な遊びを一緒にやりたいと言う。

少し考えた2人は、
は:「じゃあ、まーくんができる、簡単なやつにしよう!」

ら:「じゃあ、動物を言っていくのはどう?」(しりとりも難しいと判断したのかも)

は:「食べ物を言っていくのがいいんじゃない?」

ら:「いいねぇ。まーくん、いい?食べものじゃないのを言ったら、ダメなんだよ?」

うなづく、まーくん。

は:「あ、でも、バッタは虫だけど、料理したら食べれるから、いいよ。
   芋虫も、料理したら食べられるから、食べ物だな。」

ら:「ハンモックとか、シャベル、とか、食べられないものを言ったらダメなんだよ。」

は:「草でも、カッポン(山菜のイタドリやスイバ)は、食べられるね。」

ら:「う~ん、(まーくんには)難しいかな~」

は:「わかった!まーくんは、3回、いや、10回間違えてもいいってことにしたら?」

ら:「そうしよ!私たちは、1回間違えたら、ダメってことね。」


は:「あー、でもー。やっぱりまーくんが好きな、お店屋さんごっこにする?」

ら:「あー、そうする?まーくん、お店屋さんごっこ、する?」


ニコニコと、話を聞いていたまーくんが、元氣よく頷いて、
結局、ピザ屋さんごっこがはじまった。


みんなが楽しめるルールを考えたり、身近な回答例を出してあげたり、
互いを思いやるって、たくさんたくさん考えることなんだなぁ。

それにしても、まんまるっ子の食べ物のくくりの、境目のなさがおもしろい。

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