「これはな、塩をつくってるってことな。」

お鍋にこびりついて乾いていた白っぽい土を、丁寧に削り取り、
さらにスプーンでつぶして細かくし、混ぜながらすっくんに説明する、あっくん。


「今な、砂糖(!)つくってんねん!」とすっくんが教えてくれたので、
「あれ?塩じゃなかった?」と聞いてみると、

「砂糖にしたねん。砂糖は甘くておいしいからな。」


ウキウキと料理・・・と言うよりは材料づくり?を楽しむ2人。


「あっくん家にな、サトウキビがあってな、
 それはな、食べるんじゃなくて、ジュースを吸うねん。
 甘いんで~。」

すっくんが砂糖の原料の1つであるサトウキビを見たことがあるかはわからないけど、
熱心に、あっくんの説明を聞く。

その間も、砂糖をかき混ぜる手は休めない。


「砂糖つくるのはな、時間がかかるねん。」

サトウキビのジュースから、砂糖になる過程の説明はすっ飛ばしていたけれど、
魔法のように、パパっとできるものではないということは伝わっていたと思う。


「これで、おいしくなるってことな?」

追加で土を入れたりしながら、さらに混ぜる。


「だいたい、6時間くらいは、かかるよな?」

しばらく砂糖づくりに没頭した後、ハッと思い出したように、


「あれ?ウルトラマンごっこしてたんじゃ、なかった?」と、
顔を見合わせた2人がおもしろかったな~。

年長キャンプで塩づくりはしたけれど、いつかサトウキビから砂糖づくりもやってみたい!

DSCN6333

DSCN6331

DSCN6321

DSCN6330