「わ~、滑る~、これちょっと持って!」

「待って、私が安全なところに行ったら、受け取る!」


降りてきた緩い斜面ではなく、急な斜面を登って広場まで帰ることになった。

でも、手には行きにはなかった、お化粧道具セット(枝や落ち葉、竹など・・・)。


友達に持ってほしくても、みんな斜面と格闘している真っ最中。


「じゃ、私が持ってあげる、安全(な場所)だから。」

あ~ちゃんが手を伸ばしてくれたけど、あ~ちゃんも結構ギリギリの体勢。


「もうちょっとで安全なところに行くよ!」

らっちゃんが、少し平らなところに登ると、


「貸して!」と、あ~ちゃんに手を伸ばしてくれる。


でも、届かないから、あ~ちゃんに近づくためにまた少し降りる。


この角度で、ふんばって体を支えているのがすごいな~と思う。


なんとか木の根に捕まって、少し平らなところに登ったひ~ちゃんが、
今度はお化粧道具セットを受け取る。

そして、らっちゃんは、まだ登れていない子のために、また手を伸ばす。


自分がどの状態なら安全か、まだ安全じゃないのは(手助けが必要なのは)誰か。
斜面にへばりつくようにして登りながら、まんまるっ子はいろんなことを考えている。

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