「あったかいやつ、いる人~?」

氷鬼を「タイム!」と抜けて、焚き火の方に行ってたゆっくんが、
みんなでタイム場所と決めている、小山の上に戻ってきた。

手には、青竹。
先っちょがちょっと光っていて、淵は焦げているのもある。


「触ってみて~、あったかいよ。」

青竹を焚き火であぶって、あたためたのだった。

枯れた竹はすぐ燃えてしまうのに、
青竹だとうまくあぶれば燃えずに温まることを発見したのだった。

みんなは、最初は恐々触ってみたけれど、なんともじんわりいい温度。


みんなに好評だったのがうれしくて、少し冷めるとまた焚き火に飛んで帰る。


「次は、少しあったかいのと、あたたかいのがあるよ。」

焼き時間を変えたのだろうか、温度の違う竹を持って戻ってくる。


「竹の中に、手を入れてみるのも、あったかいよ。」

あたたかい方は、手袋をしながらでも温かさが伝わってくる。
少しあたたかい方に、手をすぼめていれてみると、なるほど指先が温かい。

うっすらと煙が出ている(!)竹もあったけれど、どれも絶妙。


寒いからこその大発見。
もちろん、繰り返し使えて、ゴミも出ない。
むしろ、竹林整備にもなる・・・次世代の夢のカイロなのかもしれない!

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