「ひっちゃ~ん、ここまでは、来たよ。」


急な斜面を、苦労しながらも登り終えたひっちゃんに、
途中でどうにも進めなくなったとっくんが、SOS。

「これに捕まるか、あっちに足をやるといいよ。」


アドバイスはもらったけれど、いかんせん手足の長さが違う・・・。

教えてもらったところに足をかけようと、とっくんの足は90度以上に開かれ、
自分のおへそくらいの場所に足を置こうと奮闘している。

何度も、ぐっと体を持ちあげようとするけれど、もうちょっとがふんばり切れない。


しばらく挑戦したけれど、少し休憩をするために、いったん足を最初の場所に戻す。


上の方の枝をつかむために挙げていた手も、いったん降ろす。


「ここまで来れば、大丈夫だからな~。持つところあるからな~。」

と、自分より下の位置にいて、こちらも登ろうと奮闘しているお~君に声をかける。


そして、今度は、ひっちゃんに教わったのとは別のもう少し低い位置にある根に足をかけ、
ほんの10センチくらい上に体が持ちあがったら、次の竹に手が届いた!

その後も順調に新しいルートを見つけ、
最後は、「これに捕まったらいいよ!」とま~君が垂らしてくれたロープにも、
あえて(たぶん!)捕まらずに、登り切った。


「登れた~!」

最高の笑顔で喜びをかみしめると、


「もう一回!」と、ついさっきあんなに苦労したのに、駆け&滑り下りてくる!


誰かと同じ方法が自分の時にも通用するとは限らない。
むやみに前進するだけが解決策ではない。

勝手に人生を重ねてしまう、森の斜面登り。



新しいフィールドを開拓するところから始まった、まんまるの2021年も、
最後の日までたくさんの学びと笑いに包まれて、無事に終わることができました。
まんまるの日々の活動に力を貸してくださったみなさん、
心を寄せてくださったみなさん、本当にありがとうございました。
2022年も、どうぞよろしくお願いします。
よいお年をお迎えください★

DSCN5823

DSCN5811

DSCN5829

DSCN5834