「カマキリのお家、つくろう!」

コオロギを探していたら、大きなカマキリを発見して、興奮するお~くん。


賛同したゆっくんとかっちゃんと3人で、思い思いに木や竹を置いていく。


「このベットに、このマクラだったらいいんじゃない?」

かっちゃんが手のひらより大きい葉っぱの上に、長方形の枕の形に折りたたんだ葉っぱをのせる。


「森にしてあげようよ!まずは、土だ!」


ゆっくんが土を敷き詰めることを提案する。


「この竹もいいんじゃない?」
「なんか、森って感じになってきたね。」
「この木も置こう。」


「あ、カタツムリがいたよ!この子もいれてあげよう。」

お~くんが、見つけたカタツムリを、地面(として敷き詰めた土)に置く。


「カマキリは、何食べるんだっけ。草?」

「違うよ、バッタだよ。」


というわけで、家づくりを中断して、みんなで今度はバッタ探し。


そして、ひょいっとバッタをつかまえる(春にはできなかったこと!)と、

「どうする?」
「かわいそうだと思う?」
「でも、カマキリもおなかすくよな・・・。」

カマキリの口元に持って行くかどうか、一瞬、迷う。


そのすきに、バッタは飛んで、カマキリの家の中の別の枝へ。

肩の荷が下りて(?)ちょっとホッとした感じのゆっくんは、

「いいね。これが、自然って感じだね。」


深くはツッコんで聞かなかったけれど、
土があり、多様な植物があること、多様な生き物がいること、
食う食われるの関係性もあること、全てをひっくるめての”この感じ”だったのかなぁ。

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