今年度初めての、お味噌汁の日。
米と野菜を持ち寄って、かまどに火をつける。
手づくりのまんまる味噌で味付けもバッチリで、さぁ、食べようというタイミング。


「うわ~ん。」

突然、涙がでちゃった、あっちゃん。

すぐに駆け寄って、「どうしたの?」と顔を覗き込む、みんな。


「お腹、痛いの?」
「嫌いなの(野菜とか)、あったの?」

涙があふれて、言葉にならない、あっちゃん。


「ちょっと今は、お話できないみたいだね。」と伝えると、
心配そうにしながらも自分の器が置いてある場所に帰っていく。


すると、また別の子が、「どうしたの?」と聞く。


「ちょっと、(話せるようになるまで)待っててあげて。」
と、隣にいたき~くんが説明する。


”言葉にならないから涙になっているのだから、
泣いたら「どうしたの?」って聞かないで” と、何かの文章で読んだことがある。


でも、まんまるっ子達が「どうしたの?」と聞くのは、心配しているからだというのは、
あっちゃんにだって、しっかり伝わっているはず。


結局、みんなに先に食べていてもらって、少し離れたところで、
抱っこしながら涙が乾いて、落ち着くのを待つ。
小さな背中をさすっていると、
小さな体の中で、たくさんの氣持ちがぐるぐるしているのを感じる。


ご飯を先に食べ終わった子も、
「大丈夫?」「なんで泣いちゃったの?」とまた様子を見に来る。


涙が乾いたあっちゃんは、小さな声で、
「大人が誰か一緒に食べてほしかったの。さみしかったの。」とつぶやいた。

お弁当の時は、一緒に食べているけれど、
今日は配膳などにバタバタして、保育者がゆっくり傍らに座っていなかったのだった。


自分の氣持ちを伝えてくれてありがとう。
ゆっくり、言葉になるのを待っていてくれてありがとう。

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