「ちょっと、危ないと思うよ。」

「ちょっと、無理だと思うよ。」


いつものすべり台がある方の、ほんのちょっぴり(!)緩やかな方ではなく、
急な斜面を降りて、1段下の遊び場に行くといういっちゃん。
周りのみんなは心配そう・・・。

「僕が、下に先に行っててあげるわ。」

あっくんがすべり台の方から、下に降りる。

「大丈夫よ。大丈夫。」


みんなの心配をよそに、降り始めるいっちゃん。

「お助けロープ、つくっておこう。」

ロープを2本つないで長くして、いっちゃんのお助けができるようにスタンバイ。


「お助けロープ、つかまっていいよ。」

「僕の手に、つかまって!」

「この竹に捕まったら、いけるから、上がっておいで。」

斜面の途中でズルッとすべると、さらにレスキュー隊の声は大きくなる。


「大丈夫よ。大丈夫!!」


結局、レスキュー隊の用意したものや、レスキュー隊の手や体に触れることなく、
急な斜面を下り切ってしまった!


「は~、できちゃった!」

ホッとした様子を見ると、やっぱり少しは不安だったのかもしれない。
でも、大丈夫と最初に言っちゃったから、引くに引けない時もある。


困った時に助けを求められる能力も、少し強がりのようでも、がんばってみる力も、
周りに仲間がいてこそ、育っていくんだと思う。


「は~、すげ~な~、いっちゃん。
降りれちゃったね、すごい!!」

自分のことのように喜ぶあっくんの様子に、いっちゃんはとてもうれしそうでした。

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