「なぁなぁ、何してる~ん?」

遊びが見つからない隙間に、声をかけてきたあ~くん。

「僕はな~、何しようかな~。」

「き~くんはな、は~ちゃんたちにお願いされたことばかりをやってるんだよ。」


見ると、さっきまで一緒に遊んでいたき~くんが、土を集めて水でこねて、
他の子達と粘土遊びを始めていた。


「土取ったり、塊取ったりとかさ、お願いされてばっかりなんだ。」

どうやら、お願いにばかり応えている姿が、
あ~くんには、き~くんのやりたいことではないように見えたみたい。


「お願いされたことが、楽しいならいいんじゃない?」と伝えてみると、


「でもさ、こ~んな顔しながらやってるよ?」

と、楽しくなさそうな、ゆがんだ顔をしてみせる。


お願いされて土を運んでいるき~くんは、頼られてうれしい感じに見えるけれど、
あ~くんには、そうは見えてないみたい。


「楽しくないなら、き~くんなら、イヤって言うと思うよ。」と返すと、


「そうかな~」と、まだ納得がいかない感じ。


「ま、僕は、お願いされなくてよかった。

ここに座って、何しようか、ゆっくり考えてみるよ。」


感じ方は、人それぞれ。
見え方も、とらえ方も、人それぞれ。
ゆっくり考えたらいいよ。


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