「あ、これをここに置いたらいいやん!」
「これはどう?」

未だかつてない規模で、まんまるのフィールドの端から端時までを縦断するコース。

おうちごっこや積み木遊びに使われることの多かった端材たち。
”迷路”、”コース”、”修行”、”ゲーム”・・・いろんな呼び名で、
皆を夢中にさせる道に変身した。


「落っこちちゃったら、もう一回最初っからね。」

「2回成功しないと、お弁当が食べられないってことにしよう。」

「こっちは、ジャンプしなきゃいけないってことね。」


ゆっくんと、き~くんを中心に、どんどん伸びていく道。
一本橋、ジャンプする場所、三角の頂点を踏んで行かなくてはいけない場所。
最後は雨上がりでと~っても滑る小山の、斜面に置かれた材を踏んで登る・・・。

「3回までは、落っこちてもいいってことにしよう!」
の提案には、

「僕は、きっと何度も落ちちゃって、練習しないと成功しないから、
何度落ちてもいいってことにしてほしいな。」との声。


律儀に(!)落ちたらすぐにスタートに戻る子、
不得意な場所だけ繰り返し練習する子、
落ちても氣にせず(!!)ずんずん行く強者・・・。


「今は、ゆっくんが見ていないから、何度失敗しても大丈夫だよ!」
こっそり教え合って、何度も練習してみる姿も。


「もう!コースがぐちゃぐちゃになったら、なおしてよ!!」
の声も、何度も聞いた。

こちらも、そのたびになおす子、
行けるところまで行ってから戻ってきてなおす子、
勝手に自分のやりやすいようにコースを改良する子・・・。


お弁当が終わって、ややブームが下火になっても、
遊びの合間に、誰からともなく練習していたりする。


それぞれが、自分のペースで、自分のやり方で、成し遂げたいことに向き合う。
ずる賢さや、他の子が決めたルールを外れた遊び方があったっていい。
年齢も様々なまんまるっ子たちの、いろんな個性が光る。

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