「今日、虫かご忘れちゃったからさ、これでつくるねん。」

両端の節を残して切った竹を割り、け~くんの虫かご本体とふたが出来上がった。


でも、中に入れるはずだったカエルは、ふとした拍子に草の影へ・・・。


「こっちにはな、でっかいコオロギがおんねん。」

別の草むらでの目撃情報をゲットして、さっそく行ってみる。


「あ、おったかも!」の声に、駆け寄るけど、見つからない。


「こうやってな、草を蹴ると出てくるねんで!」と、草を一蹴りしては、
動きを止め、じっと目をこらす。

さっきまでは氣がつかなかった、アリがたくさんいるのが見えてくる。



「あ!あそこの草、動いた!」の声に、

「バッタが動かしたのかもしれん!」と、ますます顔を地面に近づける。


”いるかも知れない”というわくわくが、け~くんのアンテナを磨き続ける。

小さな、多様な命が溢れる豊かな空間に、感謝。

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↑ 保育終わりに、フィールドのオーナーさんが、おいしいベーグルを焼いてくれました。
 売り上げは、ミャンマー支援になるそうです。素敵な機会をありがとうございました。
 世界中の子ども達が、明日も笑っていますように。