「わわわ、引っかかった!ダメだ、行けない・・・。」

クモの巣に通せんぼされて、立ち止まるすっくん。


「これだ!」

と、お~くんが差し出してくれたのは、手ごろな長さの竹。


ぐるんぐるんと、綿あめをつくるように、クモの巣を巻取る。

もちろん、自分たちの高さのクモの巣しか取ってくれない(氣がつかない)から、
大人の顔の高さのクモの巣を取りながら、後を追う。


「この道で、池まで行こう」

手にさっきの竹を持つすっくんは、通せんぼする竹や、仁王立ちする竹をたたきながら進む。
誰に聞かせるわけでもない。
違う音がする2つの竹を交互にたたいて、その音の違いを楽しんだり。
予期せぬ音が出て、驚いて、叩く力に強弱をつけてみたり・・・。


「これで、大丈夫?」

お~くんは、横たわった竹からにょきっと伸びている枝(?)を踏んで、
通りやすくしてくれる。
足を外した瞬間に、びよんっとなるのを楽しんでもいる。


勇敢にずんずん進んでいたと思うと、
「手」
と、ちょっと不安になって、ヘルプを求めてきたりもする。


アーチ状になっている竹を、ひょいっとくぐり、得意げに振りむいたりする。


なんの変哲もない道が、まんまるっ子と通るとこんなに楽しい。
いつもそのことに、感動する。

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