一番下は、明日で7か月!という赤ちゃんから、学生さん、お孫さんのいる方まで、
ちょうどよい人数の方々にお集まりいただき、
自然と共にある子育て・個育て ~知ろう!学ぼう!森のようちえん講座~を開催しました。

講師の野澤俊索さんのゆかいな自己紹介に続き、
「自分が体験したことないおもしろさは、伝えられない。
だから、まず大人がたくさん遊びましょう!」と素敵なメッセージで、講座が始まりました。

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午前中の部は、”森のようちえんってなぁに?”。

森のようちえん さんぽみちの子ども達の動画では、全身を使ってのびのび遊ぶ様子に、
参加者の皆さんのほほがゆるんだり、ぐっと引き込まれたり。

森のようちえんのはじまりから、その名称が生まれた背景、日本での森のようちえんの位置づけや
分類のお話からは、日本の森のようちえんの多様性を知ることができました。

「森のようちえんに通ったら、どうなりますか?」という質問に度々出会うという野澤さん。
その答えは、
「人間らしく生き生きと育っていきます」。

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大人が思っているより、子どものスケールは大きいということや、
自然の摂理や秩序を感じながら育っていく時間、「ま、いっか」の力の大切さもお話いただきました。

お話を聞いての感想や、質問タイムもとても活発に参加者同士の話が盛り上がりました。


午後は、実践編の”森のようちえんの保育と活動”
もう少し踏み込んで、場の作り方や、安全管理など、実際のエピソードを交えて話が進みます。

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森のようちえん活動には、マニュアルや、何をすればよいかという方法論ではなく、
どうやるか、どうあるかが大事。
子ども達を理想の型にはめて、そうなるようにするのではなく、
子ども達が本来持っている、備わっている力を発揮していく場をどうつくっていくかなのだと。

”待つ、見守る”という姿勢も、何も言わないというのではなく、
目に見える活動の中の、見えない心の動きを大事にしていくことだという言葉が印象的でした。

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お父さんの関わり方についてや、活動中の怪我が心配、急な体調不良への対応などへの質問も。
また、小学校へ進学した時の質問では、
「森のようちえんで育つのは、認知能力の土台となる、非認知能力。
数字で評価したり、テキストで学んだりできない、人間性の部分。
学ぶことへの興味感心が強いので、中学年以降の学びに差が出てくるという研究結果がある。」と
教えてもらいました。

また、森のようちえん活動を続けていく中で、野澤さんが感じていることは、
”思春期の恋の悩みと同じ!!”ではないかという話がとてもおもしろかったです。
相手のこと(子ども達)が好き、大切だと自分が思っていて、
それを伝えたいと思っているということが、
テクニックに勝る、とてもとても大事なことだと思うと。

最後に、「しなきゃ、なんて、ない」と言うメッセージとともに、
これからも、一緒に子ども達と楽しく森で遊びましょうとしめくくってくださいました。


子ども達をとりまく全ての大人達が、こんな風に接していたら、
みんなにとって心地よく、やさしい社会になっていくだろうなと、わくわくしました。


「ふわっと、森のようちえん いいなと思っていたことが、スッキリ整頓された感じ。」
「やぱり、森のようちえんの活動いいな~」とニコニコ参加者が帰路につかれていたのがうれしかったです。
ご参加、ありがとうございました。
私たちの学びのために、静かに遊んで待っていてくれた子ども達もありがとう。

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