「次は、僕だよ~」

「僕、1回しかまだやってないよ!!」

「僕はまだゼロ回だよ!!僕だよ!僕!」


あじめの肩を乗り越えて、逆さまになって、ズルズル降りて産まれる(!)遊び。


ま~くんがやっていたら、おもしろそうだとやってきたゆ~くん。

ま~くんがやろうとしたら、横から入り込んできて、ひと悶着あったのに、
そこにもう1人、こ~くんがやってきたから、さらににぎやかに。


冷静に(大人な視点で!?)見たら、次は、待っていたゆ~くん。

でも、降りてすぐ、続けてやりたいま~くん。
待っていたんだから、次は絶対僕だと思っている、ゆ~くん。
今来たから、1回もやってない、こ~くん。


それぞれにやりたくて、それぞれの言い分が平行線をたどり、
誰かが押したから、押し返して・・・


むぎゅむぎゅと団子になりながら、言い合いは続く。


だんだん声も大きくなっていく。


「じゃあ、次は?」

しばらくして、ま~くんが尋ねると、

「いいよ!」

まだちょっと怒った口調だけど、ゆ~くんが答えて、

「じゃ、次の次が、絶対こ~くんな。」


と、こんがらがった3人が、すっとほどけていく。

一旦、納得したら、パッと切り替わる。
この瞬間の、スカッとした感じに立ち会えると、うれしい。

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