「やめてよ~、ぎゃははは~」

見つけた虫を枝の先っちょに乗せて、それを近づけるとよっくんが逃げるのが面白くて、
フィールド全体を走り回る、たっくん。


「ガオー」

恐竜みたいな声も出しながら、楽しそうに追いかけっこしていたのに、


「やめてよって、言ったじゃん!」


しばらく走った後、急に真剣な顔で、よっくんが抗議した。


た:「そんな遠くで言ったら、聞こえないし。」

よ:「近くで、大きな声で、言ったし!」


楽しかった時間が、一変する。

よ:「やめてよって言ったら、やめてよ。」


言い分は間違っていないけれど、ニコニコとやめてよ~と楽しそうに走っていたのも事実。
最初は楽しかったけれど、しつこくやりすぎたり、ちょっとしたきっかけで、
本当にいやになることってあるよね~。


お互いの言い分を譲らず、険悪な空氣が流れる。


「あ、でかいバッタ!」

たっくんのひとことに、

よ:「えっ?どこどこ?」

た:「ほら、あそこだよ!」

よ:「わ!ほんとだ、でっかいね~。すごいね~。」


捕まえられなかったけど、頭を寄せ合い、バッタを探す2人は、また同志に。

たくさんの小さな命のおかげで、たくさんのドラマが産まれています。

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