「あ”、これだよ、これ!」
焚き火の跡をほじくっていたあ~くんの手には、先が真っ黒になった、竹の破片。
「ほら、こんな風に、書けるんだよ。」
竹を半分に割った内側に、炭になった部分で模様を描いてみせる。
「持ちやすいのは、これかな。
これだと、手が汚れなくて、いい感じだよ。
ナイフみたいなのがよければ、これだな。」
次々と、消し炭の中から、持つところは焦げていない竹を発掘する。
「わ、これも書けたよ!ほら。」
かっちゃんが見せてくれたのは、柔らかい板に枝で傷をつけて描いた、模様。
しばらくすると、船の方からも、「かけた!」の声。
こちらは、ひ~ちゃんが、タケノコの根元の方の水分で、
砂っぽい(!)船の床にお絵描き。
鉛筆やクレヨンがなくても、”書くもの”は、自然の中にたくさんあるんだね~。
焚き火の跡をほじくっていたあ~くんの手には、先が真っ黒になった、竹の破片。
「ほら、こんな風に、書けるんだよ。」
竹を半分に割った内側に、炭になった部分で模様を描いてみせる。
「持ちやすいのは、これかな。
これだと、手が汚れなくて、いい感じだよ。
ナイフみたいなのがよければ、これだな。」
次々と、消し炭の中から、持つところは焦げていない竹を発掘する。
「わ、これも書けたよ!ほら。」
かっちゃんが見せてくれたのは、柔らかい板に枝で傷をつけて描いた、模様。
しばらくすると、船の方からも、「かけた!」の声。
こちらは、ひ~ちゃんが、タケノコの根元の方の水分で、
砂っぽい(!)船の床にお絵描き。
鉛筆やクレヨンがなくても、”書くもの”は、自然の中にたくさんあるんだね~。