「どうして泣いちゃたんだろうねぇ。」

涙が止まらないお~くんの傍らで、とっくんが不思議そうに見つめる。


「どうしたの?」

ちょうど水を飲みに来たこっくんも、顔を覗き込む。


涙があとからあとから出て、言葉で説明するどころではない、お~くん。


「あ、でも、目が開いてきたよ。」

ぎゅっと目をつぶって泣いていたのに、ホントだ、薄目を開けている。


泣きやませようと必死になるわけでもなく、ただただ傍にいる、とっくん。


「あ、僕を見てる感じ!」

お~くんが自分の方を見てくれてる(ような氣がする!)だけで、なんだかうれしい。


「あ、涙、止まってきたね。」

水筒の絵柄の名前を当てっこしてきたら、お~くんも同じ輪に入ってきた。


ゆっくりでいいんだ。
自分のタイミングで、泣きたい時に泣きたいだけ泣いたらいいんだ。


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