「もういい!わかったよ!」

高オニのオニ決めでもめて、ぷりぷり怒っていたら、
涙が出てきちゃったひ~ちゃん。

みんなの輪から離れて、別の場所で遊んでいた保育者のところへ。

みんなは、結局、氷鬼をすることになり、
ひ~ちゃんを追うことなく、広場の方へ移動して遊び始めた。

しばらくすると、涙がかわいたひ~ちゃんが、

「入れて~」

「い~よ~」

あっさりと、すんなりと、仲間に入って一緒に笑いながら走っている。


保育終わりのミーティングでは、
「泣いている理由を、聞かなかったんだ。」と、その保育者は教えてくれた。
何も聞かずに、ただ、一緒にいてくれたのだ。

どうしても、泣いていると、「どうしたの?」と聞きたくなってしまう。
だけど、言葉にならないから、涙が出ていることって多いよねと、確認し合う。

何事も、2回聞かれたら、尋問のように感じちゃうよねとも。


言葉が達者になってきたからこそ、言葉にならない想い、
体から発するメッセージを、受けとめられるようになりたいねと話した。

いつもアンテナを磨いていなくっちゃ。
日々、学びです。

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