「見て~、こうできたら素敵じゃない?」

もらったタマムシの羽を、なんとか付け爪にしたい、ひっちゃん。
うまくバランスを取れると、一瞬くっついていてくれるけれど、
なんせひっちゃんの小さな爪の、5倍くらいはある長い着け爪・・・。

水を爪に着けてからのせてみると、さっきより長い時間ついている!


「セメントつけてみたら?」

あっちゃんのアドバイスで、土と水を混ぜた、トロトロをつけてみると、いい感じ~。


「タマムシの羽、燃やしてみるとどうなるんだろう・・・」

傍らでは、もう一枚の羽を燃やしてみたいあっくんが、
でも、貴重なタマムシの羽は、燃えるときっとなくなってしまうので、
燃やしていいものか、焚き火の前で、思案中。

でも、どうなるかの好奇心が勝ち、思い切って炎に入れてみる。

「あぁ、黒くなっちゃった・・・。」


虹色の炎が出るかもと思っていただけに、だいぶしょんぼり。


でも、しばらくすると、

「タマムシ来た!」の声。

ふっくんが木にとまっているところを、捕まえることができた。


「わぁ、大きいね。」
「裏側も、キラキラなんだな。」

捕まえたからこそわかる事実がたくさん。


「見て!こいつ、線の中もキラキラだ!」

首(?)が少し動いた時に見えた、下の層(とでも言えばいいのか?)もキラキラだった!


たくさんの生き物に囲まれていること、
たくさんの生き物が生きられる環境で遊んでいるからこそ生まれる創造力やドラマ。
毎日が、発明と発見の連続です。


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