「○○ちゃん、大っ嫌い。
絶対、一緒に遊んであげないもんね~」

「△△ちゃんなら、いいけど、○○ちゃんはだめだもんね~」

4人で平和にお家こっごしていたのに、どうやら、2人対中立の1人対1人に。

中立の子が、「○○お姉ちゃん、お野菜買ってきて」と、
仲間に入れようとしていても、入りずらそうな○○ちゃん。

そりやそうだよね。


大きな声でしゃべる2人に、

「ねぇ、大嫌いとか、一緒に遊ばないとか、
○○ちゃんに聞こえているのわかってて言ってる?」
と、聞いてみる。

「○○ちゃんは、その言葉を聞いて、どんな氣持ちがしてると思う?」

2人は顔を見合わせながら、しばしの沈黙・・・。

しばらくして、1人が、
「やな氣もち・・・。」
と小声で、答える。


「そうか、やな氣もちがしているってわかってて、言ってるんだね」

わかってて言っているだろうことは、容易に察しがついていてので、
素直な氣もちを言ってくれたことがうれしい。

でも、敢えて
「それで、それを言っているとき、あなたたちはどんな氣もちなの?」
と問いかけてみる。

また、顔を見合せたまま、しばしの沈黙。


「・・・○○ちゃん、かわいそうって氣もち・・・。」

またまた小声ながらも、この回答があってちょっとホッとする。
ヤなことを言う側にも、かわいそうという氣もちが少しでもあるんだ。


「かわいそうって思っていても、言っちゃうんだね」と、
氣もちの確認をしてみる。


「やっぱり、○○ちゃんも遊んであげる」


最終的に、この答えを望んでいた保育者としての思惑も否定できない。

でも、いろんな氣持ちがそこにあったと認めること、
相手が悲しく思うことをしているということを自覚することも、
大事にできる場でありたいと思う。

仲間はずれする側、される側、どっちの氣もちもわかる。
私の波立つ氣持ちも、ざらっとした記憶がよみがえる氣持ち悪さも、
まんまるっ子達と一緒に味わい尽くしたい。

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・10月19日(土)10月19日(土)18時開場&夕食~20時
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・10月28日(月)10時~12時30分頃
  森のおさんぽ会 はなまる