島内外からのご参加をいただいて、「子どもも大人も!一緒に絶賛発達中!
~子どもの発達を紐解く、講演会&ワークショップ~」の第一回を開催しました。

わかりやすい図で説明してくださったり、ペアで話し合ったり感想を伝え合う時間、
体を動かしながら、発達について体感する時間があったりと、2時間はあっという間でした。


以下、まんまる保護者やっちゃんのレポートです!
第一回を逃してしまった方向けに、講座内容の配信も検討していますので、
そちらは今しばらくお待ちください。


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「あなたは、子どもにどう育ってほしいと願っているか」
「あなたは、あなたににどう育ってほしいと願っているか」
そんな2つの問いかけからはじまった、第一回。

参加者の答えは、どれも生きる力につながる”非認知能力”=テストなどでは測れない能力でした。


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生涯発達の5ステージの解説では、「在り方」という縦軸と、「やり方」の横軸で現わされる、
発達の段階を学びました。
大前提は、子どもも大人も発達途中にあるということ。

発達には順番があり、伸びるべき場所から伸びていくことが
必要だということへの理解も深まりました。

灰谷さんの言葉に、うなずいたり、思わず笑ってしまったり、
熱心にメモを取る姿も見られました。


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ペアになって、人間にしかできない動きや、肩甲骨のストレッチも体験しました。
姿勢(体)が、視野の広さや観察力、洞察力にもつながっているそうです。

最初はとまどっていた方も、徐々に積極的に参加。
やっぱり何事も、主体的に学ぶのが大切なのです。

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発達=環境への適応であるそうです。

また、発達状態は年齢に比例しないというのも、驚きでした。
発達すると大きな葛藤がやってくるということも教えてもらいました。
子どもは毎日発達しているので、毎日葛藤しているということ、
逆に葛藤があるということは、成長があるということなのです。

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発達を実現するのに必要な3つのルールの話では、質問も飛び交い、
日頃の自分の支援について考えなおす、とてもいい機会になりました。

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また、体の発達と心の発達の関係については、「攻撃性の発達」をお話しいただきました。
家でもできる簡単な遊びが、攻撃性の発達・成熟を促すことにつながるというのが興味深かったです。

今やっている遊びの中に、”この要素がはいっているかもしれない”と思ってみると、
新しい視点で子どもと関わることがきるようになるのです。
目の前の子どもを、自分を観察することの大切さを教えてもらいました。

また、攻撃性を昇華・成熟させるために欠かせないのが、「安心・安全」。
「安心・安全の環境で人は動ける」ということ、
「その安心・安全は地球から学ぶ=子どもは地球で学ぶ、遊びは学び」という言葉が印象的でした。


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次回は、8月27日(月)10時~12時です。
各回、前回までの要点のふりかえりをしてから進めますので、単発でのご参加が可能です。
いよいよ具体的に、より深く発達を理解する時間になっていきますよ。

第2回のテーマは、「幼児期に発達する、豊かな五感が発達する環境づくり」 です。
ご参加、お待ちしています。