「もう! 靴脱いでよ~!!」


長靴をはいたまま、竹とロープでできているマンモスに登ろうとしたは~くんが、

先にマンモスでおうちごっこをしていた子に怒られる・・・。



「みんな脱いでるでしょ!」 と小言が続く・・・。


確かに、今日のお弁当を食べるときも、
おうちごっこをしているときも、
みんな靴を脱いでマンモスに上がっていた。


少し考えた、は~くん。


「ジャンプをしたいんだよ。
だから、靴ははいたままがいいんだよ。」 と答える。


そうなんだよ、マンモスの左前足からジャンプするときには、
着地の時に痛いから、長靴を履いていたいんだよね。



は~くんの判断基準が、「みんなが脱いでいるから」 でなかったことに、
傍らで聞いていたあじめはうれしくなった。

自分の考えより、”みんながやっているから””みんながこう言っているから” が優先されることに、
違和感があるから。



そして、は~くんから理由を聞いたら、
その子も納得して、長靴を履いたままマンモスに登ることを了解し、
おうちごっこも、ジャンプ大会も楽しく続いていった。


それぞれの考え、理由、想いが大切にされる空間って、心地いい。

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橋からジャンプして着地→でんぐり返し という組み合わせがなぜか気に入ったらしく、
何度も練習しながら、何度もずっこけ、森の一部になるの図・・・。