「ヘビの抜け殻、焼いてみよう!」
ナイスな思いつきに、は~くんの目が輝きます。
さっき見つけた蛇の抜け殻を、
早速ロケットストーブの上にかけたフライパンに乗せました。
「いい出汁がでそうだよ、水もいれてみようよ」
ま~ちゃんの提案に、フライパンには水が入り、煮込まれていきます。
「ドングリが野菜ってことにしよ!採りに行こう!」
と、れ~ちゃんが森に行こうとすると
「ヘビだ!」
草の間を、ゆっくりと動くへピ。
みんな、息を殺して、行先を見つめます。
「あの死んだヘビを見に来たのかな」
「死んだんじゃないよ、抜け殻だよ。洋服だよ。」
しばらくじっと観察していたけれど、どこに行ったかわからなくなってしまいました。
「ヘビの足音がしたら、いるってことだよね」
「ヘビの足音って、どんなの?」
「ニョロ?」
「葉っぱが動く音だよ!」
「あ”っ、いた!」
たくさんの命と共に生きている事を実感すること、
いつもの葉っぱの音と、ヘビが動いた時の葉っぱの音を聞き分けられる耳・・・。
人間が生き物として生きていく上で、生き延びる上で、
大切なことがつまっていたひとときでした。
ナイスな思いつきに、は~くんの目が輝きます。
さっき見つけた蛇の抜け殻を、
早速ロケットストーブの上にかけたフライパンに乗せました。
「いい出汁がでそうだよ、水もいれてみようよ」
ま~ちゃんの提案に、フライパンには水が入り、煮込まれていきます。
「ドングリが野菜ってことにしよ!採りに行こう!」
と、れ~ちゃんが森に行こうとすると
「ヘビだ!」
草の間を、ゆっくりと動くへピ。
みんな、息を殺して、行先を見つめます。
「あの死んだヘビを見に来たのかな」
「死んだんじゃないよ、抜け殻だよ。洋服だよ。」
しばらくじっと観察していたけれど、どこに行ったかわからなくなってしまいました。
「ヘビの足音がしたら、いるってことだよね」
「ヘビの足音って、どんなの?」
「ニョロ?」
「葉っぱが動く音だよ!」
「あ”っ、いた!」
たくさんの命と共に生きている事を実感すること、
いつもの葉っぱの音と、ヘビが動いた時の葉っぱの音を聞き分けられる耳・・・。
人間が生き物として生きていく上で、生き延びる上で、
大切なことがつまっていたひとときでした。