「見てーーー!!ミカン2個もあったーーー!!やったーーーー!!!」
風が強かったお陰か、
フィールドに夏ミカンが2つも落ちていたのを見つけた
そっちゃんとさーちゃん。
(夏ミカンは落ちている果実のみ食べていいことになっている。)
翌日から冬休みになるため、
今日みんなで食べるか、分けて持って帰るかの会議が開かれる。
そ:「もう1個あったら、みんな(1つずつ)持って帰れるのにな~」
さ:「ほんまやな~落ちてないかもっかい見に行こ!!」
はーちゃんも一緒にミカンの木の周りを探したけれど、
落ちている夏ミカンは見つからない。
は:「あ~(木になっている)ミカンいっぱいあるのにな~落ちて来んかな~」
と、木にたわわに実っているミカンを見つめる3人。
「もっと風吹いたら落ちるかもね。」という、かおりんのつぶやきを聞いて、
そ:「ほんまやな!みんなで風吹かそ!」
さ:「さーちゃん、手でパタパタするわ!(=手でミカンをあおぐ。)」
は:「はーちゃんは、こっち側を走るわ!(=ミカンの近くを走って風をおこす。)」
そ:「そしたら、そっちゃんはこっち走るわ!(=ミカンを挟んではーちゃんと反対側を走って風をおこす。)」
は:「こっちのミカンの方が美味しそうな色してんで!」
さ:「みんなで、ふーふーしよ!(=口で風をおこす)」
そ:「せーの!」
は・さ・そ:「ふーーーーーーーー!!」
どうにかして夏ミカンが落ちて来ないかと、全力で風をおこす3人。
は:「も~う、全然落ちひんな~」
そ:「なんでよ~」
さ:「ミカン強いな~」
風をおこすことに疲れた3人は、
最初に見つけた2つの夏ミカンを食べることにし、
ナイフで上手に切り分けて、仲良く頬張りました。
素敵な1日をありがとう♡
そして、素敵な1年をありがとう♡
2025年もワクワクの毎日を過ごそうね♡